令和元年6月2日(日)に筆記試験を1回で通過したものの、その後の技能試験を日程調整ミスで受けられず12月8日に実技を受けてきました。
思い返せば勉強時間は筆記試験が1か月くらい、技能試験の練習は1週間くらいで合格できました。
ただしかし勉強や実技の練習を始めるまでが意外にかかります。仕事しながらなのでギリギリにならないとなかなか勉強や練習に気持ちが向きませんでした。このことから私と似たような人は筆記試験勉強は2か月前、技能試験勉強は2週間前くらいから始めるのがおすすめですね。
準備した教材は以下のテキストと工具、技能試験用の材料です。
電気教科書 第二種電気工事士[筆記試験]はじめての人でも受かる! テキスト&問題集というテキスト
【2021年度対応】ホーザン 電気工事士技能試験 工具セット DK-28 価格:11,620円 |
第二種電気工事士技能試験セット モズシリーズ 電線と器具のダブルセット 電線1回分と器具 2019年 練習用材料 価格:15,800円 |
第二種電気工事士取得までの出費は試験費用が9,300円、合格した場合に免状の発行にかかる費用が5,300円と写真が合計で4枚(家庭用プリントで100円程度)。
上記のテキストや教材などで約28,000円
総合計で42,600円
合計してみると意外とかかったような・・・
さらに私の場合は技能試験を一度欠席しているのでプラス9,300円です。
でもこれで電気工事600ボルト以下の店舗や、一般家庭のDIYレベルのものであれば大抵のことはなんでもやりたい放題となるわけです。
当然電気についての知識も身につくので、子供に質問されてもいろいろと答えることができて有意義な資格だと思います。
一般的な住宅は200ボルト程度なので住宅建築に入っている電気屋さんになりたい人もこの第二種で事足ります。
試験の内容としては、
筆記試験はマークシートで回答するということ。
技能試験の方は13種類の候補問題が数か月前に公開されますが、そのなかから1つが出題されます。そして試験当日に知らされる施工条件というのが毎回違うようです。どんな感じの条件があるのかとネット検索しても出なかったので少しドキドキしながら本番に挑みましたが、そんなに複雑なものではないようでした。
一応こんな感じで出るというのをアップしておきます。
技能試験の練習は、13種類の候補問題をストップウォッチで図りながら1度ずつやっただけです。
参考になったのはホーザンで公表している動画がかなり参考になりました。
以下
https://www.youtube.com/channel/UCZDbvLIZ4IqXNNy9gHA5sZA
どの候補問題をやっても10分くらいの余裕ができるところまで練習してから試験に挑みまして、合格いたしました。
ただ実際の本番の試験では緊張からか最初からミスをしていましたね。
練習では2色のペンでWとBの線を使い分けて複線図を書いていたけれど、気が付いたら逆の色の使い方をしていて静かにパニくり、ランプレセプタクル用の配線の外装被覆ストリップを、3センチという異常に短くしたままでのの字曲げまでやってしまって、そこからもう一度ケーブルを伸ばしてストリップしてという作業を強いられました。一度曲がりクセが付いたケーブルのストリップ作業は結構大変なのですね。皆さんには注意していただければと思います。
ついでに省略してもいい場所のストリップも余分にやっていしまって、結局カットしたりという凡ミスもあったかな。
最終的にケーブルは5cmくらいしか余らない計算のようで、カットするときはしっかり確認しながらじゃないと足りなくなるので注意です。
圧着スリーブは追加でもらえるけどケーブルはもらえないので気を付けましょう。
作業途中のミスはありましたが練習で10分の余裕が自分にはあるという事がわかっていたので、とにかく焦らずゆっくりと作業を進めた結果、試験終了5分前くらいに見直し含めて完成し、身の回りの掃除までを試験時間内で終わらせることができました。
周りを見渡すと完成までたどり着いていない方がいたり、体調不良からかイスから倒れる人もいました。試験勉強の準備も必要だが体調管理の準備も同様に大切なのだとつくづく思いました。
あとは山形県庁で申請すると2か月くらいで免状が届く予定です。
以上第2種電気工事士の取得を目指す方の参考になれば幸いです。
結局、申請から2週間くらいで免状が届きました!
なんだか国家資格なのに免状が家庭用ラミネートで作られてて安っぽいですw