2018年9月10日にWindowsのサポート期間についてマイクロソフトからの発表があり、本来2020年1月までのサポート期間だったWindows7ですが、その期間を2023年まで延長します!(有料ですけどね(`・ω・´))という発表がされました。

https://www.zdnet.com/article/microsoft-to-offer-paid-windows-7-extended-security-updates/

Windows7はXPの次に普及したOSだと思います。
現在当教室に通われている方の30.9%の方がWindows7で、Windows10の方は58.3%です。

Windows7 2023年まで延長?

今回のマイクロソフトからの発表は朗報?と思ったのも束の間で、蓋をあけたら対象となるのはボリュームライセンスの方のみでした。
つまり企業向けのOSのみです。一般の方のWindows7は予定通り2020年1月14日に終了します。

ボリュームライセンスのOSを使っていなければ、企業でも2020年1月14日に終了します。

さらにボリュームライセンスを利用していて、有償でもサポート延長ラッキー!と思っている企業の方々でも、どの程度の料金が発生するかはまだ未知なところです。

おそらくWindows10にアップグレードしたほうが安い程度なのは想像できるところかと思います(毎年サポート料も上がる)
Windows7のみ対応しているシステムを利用しているところは、OSをWindows7からWindows10へアップグレードするより、Windows7依存のシステムをWindows10対応のシステムにする料金の方が高額になるので、Windows7の有償アップデートを利用する選択をするのでしょう。

今回のマイクロソフトの狙いとしては、XPのサポートが切れても構わず使っていた大勢のパソコンが身代金要求ウイルスに感染した過去があって、それに対応すべく緊急のパッチを配信しなくてはいけなくなったことがあったので、今回はあの時のように無償で対応するのが嫌なのだと思います。

結局のところマイクロソフトは最新のOSにして欲しいのが大前提としてあるので、個人ユーザーはどんどん新しいものを使っていくしか、選択肢はなく、また普及率がダントツで大きいWindowsやMicrosoft Officeの流れには逆らわないのが賢い選択なのかとも個人レベルでは思うところですね。
新しもの好きな自分としては望むところですが、スパンもう少し長くでもいいかな・・・