ワード2016でA4用紙一杯使って文章を入れたいので、レイアウトタブで余白を「狭い」に設定して行数を最大の53行に増やしたら、1ページ当たりの行数が53行にならずに、26行になってしまった。
53では多すぎかと思い、他の行数設定ではこんな感じに
50行の設定では25行
48行の設定では24行
45行の設定では22行
希望の行数の半分くらいになってしまっている。
しかし・・・
43行の設定にしたら指示通り43行準備できる・・・
つまり43行以下の設定には問題がなく、44行以上の行数を設けることができないという問題なのです。。
officeは細かいところで度々不都合ありますが、Microsoftはほぼ修正しません。
でも調べたらフォント設定と段落設定で解決しました。
方法1. 手っ取り早いひとつの方法はフォントをワード2013以前のMS明朝に戻す方法、これだけで解決します。
方法2. もう一つはフォントを游明朝から変更したくない場合の対処法です。
以下はレイアウトタブのページ設定で余白や行数を設定した後の操作です。まずはCtrl+Aで全選択し、Alt→O→Pで段落設定を開き「1ページの行数を指定時に文字をグリット線に合わせる」のチェックを外す。
この操作で、これまでは53行の設定で25行しか設けられなかった行数が43行まで準備できました。
まだ満足できない方は、行間設定を行います。
游書体はワード2016やエクセル2016でも同様に使われていて、従来のMS明朝やMSゴシックより行間の高さを使います。
対処法はここから
先ほどと同じようにCtrl+Aで全選択し、Alt→O→Pで段落設定、その中の間隔の行間を「固定値」にし、「14.5」にすると、游明朝を使いながらページ設定の行数設定に合わせることができます。(14.5の数値は、使用フォントによって変えないといけません)
これで行数設定どおり53行に収まりました。
こだわりのフォントを使う場合は参考にして下さい。