皆さんにお馴染みのワードやエクセルが入っているofficeですが、最近いろんなバージョンが出てきて分かりにくくなっています。
教室に通われている生徒さんからも、
なにを買ったらいいのかわからない
現在自分の使用しているものが何にあたるかわからない!
という質問が多くなってきました。せっかくなので私もスッキリしたいと思い、表にしてみました。
まずは昔からあるのが、パソコンを変えても無期限に使えるoffice。発売年の西暦が名前についているのが特徴(office2013等)
それと最近出回っているoffice Premiumは、中身は同じと思ってもらっていいです。インストールすると今ならoffice 2013が入ります。今ならというのが気になりますが、詳しくは後述します。
各エディションの違いで、利用できるソフトが異なるので以下にまとめました。
Personal | Home and Business | Professional | |
---|---|---|---|
Word | 〇 | 〇 | 〇 |
Excel | 〇 | 〇 | 〇 |
PowerPoint | × | 〇 | 〇 |
Outlook | 〇 | 〇 | 〇 |
OneNote | × | 〇 | 〇 |
Access | × | × | 〇 |
Publisher | × | × | 〇 |
たとえばoffice 2013 personalエディションを購入すれば、ワードとエクセルは使えるけれどパワーポイントがないので使えないことになります。
ここまでは、非常にシンプルでよかったのですが、Office PremiumとOffice 365が出てきて選択肢が増えてしまいました。
どのように選択すればいいのか悩むところですね。
まずは下に違いをまとめました。
Office2013 | Office Premium |
Office 365 Solo |
ビジネス用 Office 365 |
|
---|---|---|---|---|
入手方法 | 購入もしくはPCに入っている | PCに入っている(他での正規入手は不可) | マイクロソフトへの登録が必要。ダウンロードしてofficeを入手(月単位か年単位で購入) | |
インスト-ル可能台数 | 1台 (PCと別で購入した場合は2台) | 1台 | 2台 | 5台 |
使える期間 | ずっと使えるが、バージョンは現状のまま固定 | 現在のパソコンでのみ、ずっと最新の状態で使える。
OneDriveやSkype(毎月60分無料通話)officeテクニカルサポートを1年を超えて利用したい場合はoffice 365サービス office Premium搭載パソコン専用というものを購入しなければいけない。 |
契約終了までずっと最新 | 契約終了までずっと最新 |
特徴 | パッケージに2010や2013と表示してあり、永続的にoffice2010やoffice2013が使える。 | PC購入時にセットで入っている(プレインストール版)としてのみ存在する。 そのPCを使う限り最新のofficeが使える(今後出るであろうoffice2015などに無償でバージョンアップできる) |
Professionalのエディションに近いものが使える(Word、Excel、Outlook、PowerPoint、One Note、Publiser、Access、Word for Mac、Excel for Mac、PowerPoint for Mac、Outlook for Mac) 常に最新バージョンのOfficeにアップグレード可能。 One Driveが1TBまで無料で使用可能 Skype 通話が毎月60分まで無料(※日本国内は固定電話のみ)マルチデバイス対応(Windows / Mac / iPad / iPhone / Android ) |
Professionalのエディションに近いものが使える(Word、Excel、Outlook、PowerPoint、One Note、Publiser、Access、Word for Mac、Excel for Mac、PowerPoint for Mac、Outlook for Mac) 常に最新バージョンのOfficeにアップグレード可能。 One Driveが1TBまで無料で使用可能 Skype 通話が毎月60分まで無料(※日本国内は固定電話のみ)マルチデバイス対応(Windows / Mac / iPad / iPhone / Android )購入コースがいくつかありますので分かりにくいですが、一人で3台以上のパソコンやタブレットを持っている人はお得です。最後の表にパターンをまとめておきました。 |
長期利用時、複数のパソコンを利用する場合に違いが出てきます。また、常に新しいWordやExcelを使うのか、古いバージョンのままずっと使うのかもポイントとなってくるでしょう。
あくまで個人的なアドバイス
・パソコンを買ってofficeがついていたら迷わずそれを使いましょう。
・もしofficeがついていなくてofficeを使いたかったら、購入できるのは3択になります。【office2013】【Office 365 Solo】【ビジネス用 Office 365】のいずれか。
・すでに書いてありましたけれど、今後自分がどのような使い方をするのか、または企業におけるofficeの導入スタイルがはっきりしていませんのでなんとも言い切れませんが、ビジネスで使う方はその動向を見ながら決めていただくのが良いかと思います。
以下はビジネス用Office 365の購入を考えている方向けなので、PCの利用が一人で3以上でない一般の方には無縁かもしれません。
Office 365 Business | Office 365 Enterprise | |
---|---|---|
・Business ・Business Premium |
・ProPlus ・E3 ・E4 |
|
Word | ○ | ○ |
Excel | ○ | ○ |
PowerPoint | ○ | ○ |
OneNote | ○ | ○ |
Outlook | ○ | ○ |
Skype for Business | ○ | ○ |
Publisher | ○ | ○ |
Access | × | ○ |
InfoPath | × | ○ |
OneDrive for Business | ○ | ○ |
Office Online | ○ | ○ |
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まだ完全なデータじゃないですが、料金です
Office 365 | ||
---|---|---|
製品名 | 参考価格(税別) | 提供形式 |
Office 365 Solo | 11,800円(1年間) | POSA/ダウンロード版 |
Office 365 サービス | 5,800円(1年間) | POSA/ダウンロード版 |
Office 2016 | ||
---|---|---|
製品名 | 参考価格(税別) | 提供形式 |
Office Personal 2016 | 29,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Office Home & Business 2016 | 34,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Office Professional Academic 2016 | 27,800円 | POSA版 |
Office Professional 2016 | 59,800円 | ダウンロード版 |
Word 2016 | 14,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Excel 2016 | 14,800円 | POSA/ダウンロード版 |
PowerPoint 2016 | 14,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Outlook 2016 | 14,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Access 2016 | 14,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Project Professional 2016 | 131,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Project Standard 2016 | 78,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Publisher 2016 | 14,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Visio Professional 2016 | 71,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Visio Standard 2016 | 37,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Office 2016 for Mac | ||
---|---|---|
製品名 | 参考価格(税別) | 提供形式 |
Office Home & Student 2016 for Mac | 23,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Office Home & Business 2016 for Mac | 34,800円 | POSA/ダウンロード版 |
Office Academic 2016 for Mac | 16,800円 | POSA版 |