御嶽山の噴火情報で敏感になっているところ、

私たちにはとても身近な蔵王山の”火山の状況に関する解説情報”が発表されました。

備えあれば憂いなし

まだまだ危険なレベルとは程遠いかもしれませんが、多少は意識して生活していたほうがよさそうですね。

——以下気象庁からの引用——–
蔵王山では、昨年(2013年)1月に火山性微動が発生して以降、地震活動がやや活発な状況が継続しています。
昨日(8日)、山形大学による現地調査によると、御釜の湖面に白濁した
部分がみられ、約15分後に消滅しました。また、本日(9日)05時05
分頃にやや小さな火山性微動が発生しました。火山性微動発生前後に火山性
地震は観測されていません。
坊平観測点に設置している傾斜計では、先月(9月)30日に火山性微動
が発生して以降、わずかな山側上がりの変化がみられています。なお、GN
SSによる地殻変動観測では特段の変化はなく、空振計でも変化はみられま
せん。
宮城県の遠刈田温泉及び山形県の上山金谷に設置している遠望カメラ、及
び刈田岳に設置している火口カメラでは、異常は認められません。

9月30日以降、本日(9日)09時までの火山性地震及び火山性微動の
回数は以下の通りです。
               火山性地震   火山性微動
  9月30日          0回      1回
 10月 1日          5回      0回
     2日          4回      0回
     3日          0回      0回
     4日          0回      0回
     5日          1回      1回
     6日          2回      0回
     7日          5回      0回
     8日          1回      0回
     9日(09時まで)   0回      1回

2.防災上の警戒事項等
 蔵王山では引き続き火山活動の高まりがみられるため、今後の活動の推移
に注意してください。今後の活動によっては、御釜及びその周辺では、新た
な噴気孔の発生、火山ガスや泥の噴出等の現象も考えられますので、観光や
登山で近づく際には十分注意してください。

 火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

<噴火予報(平常)が継続>

下記URLより過去の蔵王山の噴火歴が確認できます。
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sendai/212_Zaozan/212_history.html