正月なのでスティック型のパソコンを買ってみました。

ドスパラが出しているiginnos Stick DG-STK2Fというものです。
私が購入したときのお値段は16,524円

各社いろんなタイプのが販売されているようですが、今回は冷却ファンのついたwindows10のものを買いました。
CPUはatomなので非力ですが、省電力で発熱も少ないのが特徴です。ファンの無いものにしようか悩みましたが、過去にatomのCPUで録画サーバーを立てた経験があり、結局熱対策のためにファンを追加した思い出があります。今回のatomには少しでも快適に動いてほしいので冷却ファン付きのタイプを選びました。
ストレージ容量は32GBでwindowsが8GBくらいかな?使用しています。

これにプラスしてバッファローの無線キーボードマウスセットBSKBW10SBKも買いました。お値段は2000円くらいのです。

本体を箱から出して手に取ってみるとこんなサイズです。
スティックPC
小指を怪我しているのは、商品を興奮して開封したからではありません。

このスティックPCを普段見ているテレビのHDMI端子のところに差し込んで使います。
差し込むときはHDMIの延長ケーブルも付属しているので隣と干渉することもないでしょう。
とにかくこれだけで普段のテレビがパソコンに早変わりなのです。
そして消費電力は3W~5W程度なので、24時間1ヶ月付けっぱなしにしたとしても70円以下です!!

スティックPC説明書

上の説明図の7のところにキーボードとマウスの親機をセットして、電源ケーブルを6に接続そして2に64GBのmicroSDカードを入れときました。

1はmicroUSBとなっていますが、変換ケーブルがついているので普通のAタイプサイズのUSBが差さります。1TBのポータブルハードディスクをmicroUSBのほうに差しましたが問題なく使えました。
DSC_0314

ディスプレイのHDMIに差し込んで4のLEDライトが光るまで5のボタンを押しました。

おぉ!こんにちは
スティックPC起動
こんなに小さいのにちゃんと動きました!

普通のパソコンと同じ初期設定です。
スティックPCお待ちください

スティックPC起動

ついでにoffice2016も入れてみました。
スティックPCoffice
順調に入ります。
そしてちゃんと動きます!!

動作スピードのほうはCPUがatomなので、なにをするにもワンテンポかそれ以上遅い印象ですが、この価格ですのでなにも文句はありません。
普段はCore i7-3770のCPUを使用していますが、スティックPCはそれと比べてもインターネットを見るとかワードやエクセルをこなす程度なら、急がなければまぁまぁ使えるような気がします。

私が理想とした使い方は自宅サーバーにある録画データ(TSファイル)等いろんなファイルにネットワーク上からアクセスして再生するのが目的で購入したのですが、TVTestによるTSファイルの再生はタイムラグがありますね。
デコーダの影響かわかりませんが、スムーズな時はあるけれど悪い時は途切れが酷くて映画なんて見れたものではありませんでした。

aviファイルやmp4などにエンコードされたものだとサクサク再生してくれますが、PT3で録画したものをネットワーク経由ですぐに再生するには、atomでは非力なのかもしれません。

それと16524円が安いか高いかの話ですが、現在windows10のOSだけ購入すると15,000円ほどします。
ほぼOS代でパソコンが買えるような印象なので、これは安いです。

ちなみに本体が故障した場合はプロダクトキーを自作PCなどに流用してしまえばいいのかな?なんて考えましたが、マイクロソフトのライセンス違反になるのかは調べていないので分かりません。
実際にされる前にはしっかり確認してから行うことをお勧めします。

本体のプロダクトキーを知りたい場合はシールが貼ってないのでpkeyuibxを使うと良いですよ。

あと気になるのは耐久性ですが、まずはノーメンテナンスで1年もってくれれば最高と考えていますが、様子を見ながら追って報告いたします。

—1月14日追記—————
LANアダプタを使ったらTSファイルもかなり安定して再生できました。
タイムシフト再生もできたし、理想の環境を手に入れました!思い残すことは何もありません。